2022/02/19 くらげのゆくえ

2022/02/19 くらげのゆくえ

新型コロナウィルスのオミクロン株はまだまだおさまらず、私たちの稽古もオンラインが続きます。今日は、サカイユリカさんという脚本家の「くらげのゆくえ」という台本を使って稽古をしました。

劇作家サカイユリカ公式HP

台本の解説には、「震災以来、「彼」の死をどこか受け入れられないまま、ずっと「彼」の所在を探し、「彼」の帰りを待ち続ける女たち。やがて2人は遺骨のないお葬式を始める・・」とあります。子供の頃海水浴に行くとくらげに刺されて痛い思いをしましたが、この脚本でのくらげはどうやら命のあり方を象徴しているようです。

練習の後、登場人物の心情や脚本のタイトルにもなっている「くらげ」について全員で話し合いました。個性豊かなメンバーからは全く違った解釈や意見がたくさん出て、大変面白いディスカッションになりました。

さて、来週からはいよいよある劇団員が初めて書いたオリジナル脚本による稽古が始まります。7月の本番に向けて少しずつ前進しています。

ではまた来週。
(先生)