2021/06/26 薄皮一枚
2021/06/26 薄皮一枚
11月に公演に参加させていただき、CoTikに入団後にして2021年初の対面稽古、ただいまアミュゼ柏!!
ただ、リモート稽古も開かれていて、CoTikメンバーと全く稽古をしてなかったかと言われるとそういうわけでもなく。ただ、みんな口を揃えて言っていたのは、「やっぱり違うね!」という喜び。
テレワークやリモート飲み会、オンライン演劇といった単語が当たり前に浸透している世の中になりました。
中には観光地を映像で観ながらご当地料理や名産を食べて旅行気分を満喫しよう!といったサービスもあったり、何でもかんでもリモート「でも」できるじゃないか!なんて流れになっている気がするのですが、僕は前時代的なのか、このリモートなりオンラインなりがとても苦手でして。
会話は弾むのです。表情も見えるし。
でも、不思議なもんで、0.0000001テンポ遅れる?ズレる?感じがあって。
このズレが何をするにも余分なエネルギーを必要とさせる。
オンライン演劇も、役者が何をしてるかみえるし、照明音響もちゃんと伝わる。でも、熱量がこない。目の前で起きてない。どこか別の遠いところで起きているフィクション。
そんな風に僕には映ってしまう。
おそらく僕自身の問題もあるので一概に主語を大きくするつもりはありません。あくまで僕個人の感想。
でもあの日、対面稽古場で久しぶりに顔を合わせたみなさんが、とっっっても嬉しそうに近況を話してる様子を見たとき、やっぱりこういった世情であっても人と会いたいよなぁって。
エンタメ業界が、この世情の中で何とかやっていくためにオンラインライブやオンラインイベントを企画・開催しておりますが、間違っても「オンラインできるなら」って思って欲しくないと思ってます。好きでオンラインで開いてるわけじゃないと思うんですよ。
だってオンラインでやりたかったらもっと前からやってるはず。
僕はやっぱり誰かの熱量を食らって生きていたいですね。
カタールと会った際は、思いっきりぶつけてくださいね!!!!!
(カタール)