2021/07/31 夏バテ

2021/07/31 夏バテ

カタール、28歳、夏。
夏バテになりました。

稽古当日もお昼の段階でまったく食欲はわいておらず、軽めの昼食もとらずに灼熱の青空のもと稽古場にむかいました。案の定稽古後半でおなかが空腹に耐えきれずぐるぐる音を立てているわけですが、帰宅後それでも食欲がわかず、結局夜遅くに空腹の限界で何かしらを口にしたのですが、夜遅くに食べたダメージを翌日にひっぱり、結局翌日も食欲がわきませんでした。

この負のスパイラルに苦しめられているカタールですが、それでもこの修羅の日々を耐え抜いているカタールオススメの夏バテなんぞなんのそのにしてしまう最強の食べ物を3つをお伝えいたしましょう。

第3位、そーめん。

ネギとミョウガとショウガと大葉は刻めば刻むほど、人生が豊かになる。この歳になって理解しました。
ただ、それだけじゃない。そーめんのすごいところ。
それはめんつゆ以外にいろいろな食べ方があることです。
最近のカタールのブームは、豆乳に少量のめんつゆと味噌とラー油とゴマとネギを入れた担々麺風そーめんです。
これはつゆまで飲める。夏バテだからこそ食べたくなる一品。

第2位、酢に漬けたキュウリ。

シンプルにして王道。さっぱりという頼もしさ。安定感の塊。野菜ということもあって、お腹への負担がほとんどなく、カロリーも気にしなくていいし、健康にいい気がする。
食べていて罪悪感がないことがこれほど嬉しいとは。
味噌をつけて食べるのもポイント高しなのですが、ここはさっぱりさを推していくためにも酢で漬けるスタイルで乗り切りました。

そして第一位、桃。

これは数年前、8月の猛暑日に山梨で有名なひまわり畑に行ったときのことでした。あまりの素晴らしい景色にテンションを上げすぎたことも大きな要因でしたがそれすらも忘れさせるほどの太陽の熱光線により、カタールは熱中症半歩手前状態でした。
お肉や焼きソバと言った出店がこれでもかとジュージュー音を立てていましたが、もはや限界を超えたカタールには音と匂いのダブルパンチにより、我が人生もこれまでかと、短い道のりだったと半ば諦めかけていたときでした。
桃まるごと一個使用したジュースを売っている出店があり、最後の力を振り絞り購入し、藁をもすがる思いで口に含みました。
涙が、出ました。
ジュースを飲んで、始めて泣きました。あまりの美味しさと、消えかけた蝋燭の火が勢いを取り戻した喜びで全身の細胞がビックバンを起こしました。もう一杯買いました。以来、果物が苦手なカタールですが、それでも毎年夏になると、桃だけは食べるようにしております。

大変長くなりました。

8月に入り、夏本番となりましたね。
稽古も段々とシーン練習が熱を帯びて参りました。
まだまだ稽古期間も夏の暑さも続きます。こういった世情でもあります故、カタール含め一同体調管理には一層気をつけて参りたいですね。

追伸、カタールの一番好きな果物は梨です。

<次回公演>
かしわ市民劇場CoTiK 2021年秋公演
「採れたてキャベツはミライのお味」
日時:9月19日(日) 13:00開演 / 16:30開演
会場:アミュゼ柏 プラザ
HP:https://cotik.org/archives/1413